DSP island

Infinite connectivity

複雑なDSPシステムをシンプルに実現

2021年に発表されたMIMO DSP Platformは、迅速な信号処理のためのネイティブな開発プラットフォームとして、信号処理開発者の心を打ちました。 2023年、MIMO DSP Platformの遺伝子を受け継ぐDSP islandが誕生しました。 新しいモジュールコンセプトは、迅速な開発を可能にするだけでなく、信号処理の柔軟性も確保します。 信号処理コアモジュールの開発にはC++、ブロック間の接続にはPythonやGUIなど、各開発段階に最適なツールを提供しています。 プロトタイピングに留まらない新しい信号処理システムの開発を実現するDSP islandで新しい世界に。

短い記述ですぐに実行

DSP islandの優れたモジュラー設計は、小さな単位で開発を開始できます。 アルゴリズム開発に欠かせないデータフロー構築はDSP islandがサポート。 御客様は自身のアルゴリズム開発に集中して取り組んで頂けます。 短い記述でアルゴリズムを確認できる環境により、研究開発が加速します。 モジュールを組み合わせるだけで簡単にスケーラブルなシステムを構築できます。

優れたリアルタイム性

DSP islandには、優れたリアルタイム性を確保するための仕組みが組み込まれています。 記述したアルゴリズムを独立したスレッドで自動的に実行する機構もそのひとつ。 DSP islandモジュールに記述したアルゴリズムは、各CPU論理コアに自動的に割り当てられて実行されます。 CPU論理コア数が多ければ多いほど、スケールするシステムの構築に最適。 これまでのアルゴリズム開発で苦労していた部分が一瞬に解決します。 映像や音声の多チャネルシステムの実現にも最適な広帯域並列処理も実現できます。

C/C++, Python, GUIと3段階の開発に対応

DSP islandのパッケージには、C/C++ SDK, Python Plugin, DSP island GUIと3つのツールが同梱されています。 この3段階の開発に対応したパッケージにより、開発の初段から後段まで包括的なワークフローをサポート。 研究開発の全般でお使い頂ける便利な開発環境として便利にお使い頂けます。

物語

DSP islandフレームワークは、計算処理の未来を切り拓く次世代テクノロジーです。 小さなDSP(デジタルシグナルプロセッサ)を複数並べ、驚異的な計算能力を手に入れることができます。 DSP islandは、あらゆる業界やプロジェクトに革命をもたらし、以下の理由で素晴らしい選択です。

1. 驚異的なパフォーマンス

DSP islandフレームワークは、小さなDSPユニットの集積により、計算速度と効率を前代未聞のレベルに押し上げます。 複雑なタスクもブロック毎の並列処理を実現。 システム性能の驚異的な向上により、プロジェクト成果物を驚異的に進化させます。

2. シンプルな利用

DSP islandは使いやすい設計で段階的な開発が可能。 計算コアの開発はC++言語で最大限の性能を確保しながら、計算コアの接続はDSP island PythonやDSP island GUIで簡単に実現。 少しずつシステムをスケールアップさせられる包括的な環境により、アイデアの発露から実現までの時間を飛躍的に短縮します。

3. 無限の可能性

DSP islandは多くの業界に適用可能で、映像処理、音声処理、AI開発など、さまざまな分野で革新をもたらします。 あなたのアプリケーションやプロジェクトにDSP islandを組み込むことで、新たな開発に繋がる可能性が広がります。

4. 持続可能性

DSP islandは計算機に搭載された全てのコアを効率的に使用するため、エネルギー効率に優れた選択です。 小さな単位で処理を実現し、少しずつシステムを成長させることができ、持続可能な開発環境をも提供します。 環境面と人的時間的資源面の両側面から、未来に向けた持続可能な計算ソリューションを提供します。


DSP islandフレームワークは、計算処理の未来を築くための魅力的な選択肢です。 その能力を駆使し、未来への道を切り開きましょう。 DSP islandは、計算の可能性を拡張し、素晴らしい成果をもたらします。

機能特徴


高い生産性のデジタル信号処理プラットフォーム

デジタル信号処理システムを完成させるためには、複雑なデータフローを実現する必要があります。DSP islandは、数十行の記述でDSPモジュールが完成し、あとはそれらを繋ぎ合わせるだけの簡単操作。処理の組み換えに柔軟に対応可能なモジュール構造によって、思いつくままにDSPモジュールを付け替える事を可能にしました。アルゴリズム開発に注力できる環境によって高い生産性を実現します。

自動的にCPU論理コアに処理を割り当てて並列化

従来型信号処理システムの場合、信号処理ブロックごとに並列化のための実装を加える必要がありました。DSP islandのモジュールは、それ単体が自動的にCPU論理コアに処理を割り当てられて実行される自動並列化処理を搭載。個別に並列化のための実装を加える必要がなくなりました。

C++による広帯域デジタル信号処理を実現

DSP islandのモジュールは、C++を使ったネイティブ信号処理を実現可能な開発環境をサポート。C++17規格準拠のコンパイラ環境により、短い記述で数多くの事を実現できる配慮がなされています。デバイス制御に必要なライブラリ統合にも配慮しており、各種入出力デバイスへの対応も可能。計算処理に欠かせない入出力対応も想いのままです。

Pythonを使ったラッパー制御に対応

DSP islandでは、モジュール単体の開発が終了した後の信号処理システム設計に着目しました。新しくDSPモジュールを開発したら、即座に繋いで動作を見たいもの。DSP island Pythonを用いれば、実装した信号処理ブロックを即座にシステムに接続して動作確認を始められます。

GUIを使ったシステムブロック構築に対応

所望の信号処理ブロックは全て揃えて後は接続するだけ。そんな時に便利なのがDSP island GUIです。実現したユーザー定義DSPモジュールも自動的に列挙され、マウスで簡単に配置可能。直感的な操作で簡単に所望の信号処理システムを実現する画期的な環境を実現しました。

入出力ポートを自由自在に定義

DSP islandの柔軟なモジュール構造は、入出力ポートを自由自在に定義可能な柔軟性を獲得しました。例えば、オーディオストリームを扱うシステムと8K映像を扱うシステムではデータ構造が全く異なるもの。ユーザーはモジュールの実装時にポート数と取り扱うデータタイプを簡単に定義できます。

独自のデジタル信号処理システムを簡単にDanteで接続

DSP islandを使うことで、独自のデジタル信号処理システムを簡単にDanteで接続できます。実装したデジタル信号処理をモダンなネットワークオーディオ環境に接続する事で、これまでに無いリッチな評価環境を簡単に実現できるようになりました。複数台に分散する役割の異なるDSP環境での評価や、既設オーディオ環境に追加する形での研究開発に最適です。

パラメータ調整に便利なMIDIサポート

DSP islandに組み込まれたMIDIサポートは、映像や音声に関するアルゴリズム開発を行なう現場でも有用です。事前に決定したパラメータに対して、MIDIコントローラを使って値を動的に変化させることで、検証や試行にかける時間を大幅に削減。これまでコンパイルと実行の繰り返しで失われていた時間を、創造的な研究活動に割り当てることが可能です。

Windows, macOSの2つのプラットフォームをサポート

DSP islandは、ユーザーが開発したモジュールを様々な環境で実行する機会を得られるようにWindowsとmacOSの2つのプラットフォームをサポートしました。環境に応じてコンパイルを行なったDSPモジュールを用いることで、多様なプラットフォームでの信号処理をサポートします。

応用例


リアルタイム性を重視する複雑なデータフローの構築に最適

DSP islandのコアシステムには、リアルタイム性を確保するための様々な工夫が盛り込まれています。モジュール間のデータ受け渡し構造もそのひとつ。高いリアルタイム性を実現するためのデータフロー機構によって、大量のデータスループットを小さなDSPモジュールで実現します。

イマーシブオーディオアルゴリズム開発

DSP islandに搭載された並列化実行エンジンによって多彩な信号処理を同時に実行できるようになったからこそ実現できるイマーシブオーディオのアルゴリズム開発に取り組むのはいかがでしょうか。空間オーディオの演算アルゴリズム開発は、DSP islandのような柔軟性に富む環境が必要です。

マルチチャネルカメラ映像処理システム開発

DSP islandの柔軟なモジュール構造を活かして、マルチチャネルカメラ映像処理システム開発も可能になりました。チャネル数が固定された世界からあなたのアイデアと可能性を解き放つためにDSP islandの柔軟性に富む環境を手に入れましょう。

NVIDIA CUDAを使った信号処理システム

広帯域信号処理にNVIDIA CUDAを使った信号処理システムも御検討下さい。GPUデバイスから高度に垂直統合されたNVIDIA CUDA環境は、C言語とも親和性の高いCUDA言語によって、GPUの膨大な数の積和演算器を比較的容易に使用可能。CPUを使った処理では考えられなかったスループットを実現できます。

AVX拡張命令を使った多チャネルデジタルオーディオ処理

イマーシブオーディオに代表される多チャネルデジタルオーディオ処理には、AVX拡張命令を使った実装も御検討下さい。AVX拡張命令を駆使することで、これまで数十クロックかかっていた処理でも、数クロックで済むような効率化が可能。多くのサンプルを処理しなければならない多チャネルオーディオ信号処理に最適な環境を実現できます。

SDIカードを使った入出力

業務用映像音声機器には欠かせないSDI信号は今でも健在。厳格に定められたSDI規格は、ミッションクリティカルな映像音声処理に欠かせない要素のひとつです。DSP islandは、モジュールが開始処理、信号処理実行、終了処理、と段階に応じて自動的に呼び出される構造のため、デバイスの駆動にも最適です。

仕様

アーキテクチャ

License Dongle記号: 実行時にライセンスドングルが必要 / SDK記号: 開発時にSDKが必要

製品パッケージ

ランタイム

型式 プラットフォーム 製品パッケージ 内容物
DSP-COR-RUN-WIN Windows DSP island Core Runtime License DSP-MOD-SDKとDSP-COR-SDKの開発成果物を実行するためのライセンスです。
DSP-PYT-RUN-WIN Windows DSP island Python Runtime License DSP-MOD-SDKとDSP-COR-SDKの開発成果物をPythonで実行するためのライセンスです。
DSP-GUI-RUN-WIN Windows DSP island GUI Runtime License DSP-MOD-SDKとDSP-COR-SDKの開発成果物をGUIで実行するためのライセンスです。
DSP-COR-RUN-MAC macOS DSP island Core Runtime License DSP-MOD-SDKとDSP-COR-SDKの開発成果物を実行するためのライセンスです。
DSP-PYT-RUN-MAC macOS DSP island Python Runtime License DSP-MOD-SDKとDSP-COR-SDKの開発成果物をPythonで実行するためのライセンスです。
DSP-GUI-RUN-MAC macOS DSP island GUI Runtime License DSP-MOD-SDKとDSP-COR-SDKの開発成果物をGUIで実行するためのライセンスです。
DSP-COR-RUN-OTH Other DSP island Core Runtime License DSP-MOD-SDKとDSP-COR-SDKの開発成果物を実行するためのライセンスです。
DSP-PYT-RUN-OTH Other DSP island Python Runtime License DSP-MOD-SDKとDSP-COR-SDKの開発成果物をPythonで実行するためのライセンスです。
DSP-GUI-RUN-OTH Other DSP island GUI Runtime License DSP-MOD-SDKとDSP-COR-SDKの開発成果物をGUIで実行するためのライセンスです。

ソフトウェア開発キット

型式 プラットフォーム 製品パッケージ 内容物
DSP-MOD-SDK-WIN Windows DSP island Module SDK モジュール拡張開発をする際に必要となるソフトウェア開発キットです。
DSP-COR-SDK-WIN Windows DSP island Core SDK コア拡張開発をする際に必要となるソフトウェア開発キットです。
DSP-MOD-SDK-MAC macOS DSP island Module SDK モジュール拡張開発をする際に必要となるソフトウェア開発キットです。
DSP-COR-SDK-MAC macOS DSP island Core SDK コア拡張開発をする際に必要となるソフトウェア開発キットです。
DSP-MOD-SDK-OTH Other DSP island Module SDK モジュール拡張開発をする際に必要となるソフトウェア開発キットです。
DSP-COR-SDK-OTH Other DSP island Core SDK コア拡張開発をする際に必要となるソフトウェア開発キットです。

組み込みモジュール群

項目 詳細
組み込み映像モジュール Video Generator / Video Through
組み込み音声モジュール Audio Generator / Audio Through / Audio Output / Volume Control / Volume Control OSC / WAV File Reader
組み込み音声エフェクトモジュール Spatial Reverb / Spatial Echo / Spatial Pan / Spatial Dist / Spatial Room
組み込みMIDIモジュール MIDI Input / MIDI Output

システム要件

項目 仕様
CPU Intel Core, Xeon シリーズ / AMD Ryzen シリーズ / Apple M シリーズ / (その他のCPUは御相談下さい)
最小システムメモリ容量 32 [GB]
最小ディスク容量 1 [GB] (別途データ保存のための空き容量が必要)
最小ディスプレイ解像度 1920x1080 [ピクセル]
対応オペレーティングシステム Windows 10 (64-bit) / Windows 11 (64-bit) / macOS Monterey以降 / (その他のオペレーティングシステムは御相談下さい)
システムディスク形式 SSD推奨
コンパイラ (C++17準拠) Windows: Visual Studio 2019 Visual C++ Compiler / macOS: Clang

お問い合わせ

以下のフォームに必要事項を御記入の上で送信して下さい。 DSP islandは企業向け製品であり、個人からのお問い合わせには対応しておりません。 電子メールアドレスから企業名が判別できない場合には、返信いたしかねます事を予め御了承下さい。 会社名と御名前も必ず御記入下さい。会社名と御名前が判別できない場合には、返信いたしかねます事を予め御了承下さい。

  • DSP island、DSP islandロゴは、日本国リベラルロジック株式会社の登録商標です。
  • NVIDIA、CUDAは、米国NVIDIA Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。
  • Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
  • Mac、macOSは、米国その他の国や地域で登録されたApple Inc.の商標です。
  • Audinate®、Audinateのロゴ及びDante®は、Audinate Pty Ltdの登録商標です。
  • MIDIは、一般社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
  • 掲載情報は予告なく変更される事があります。
  • 掲載情報と実状と異なる場合、実状が優先されます。
  • 掲載画像は全てイメージです。掲載画像と実際の製品とは、デザインや仕様が一部または全部異なる場合がございます。
  • リベラルロジック株式会社は、機器の再販などにより取得したDSP islandの保守責任を一切負いません。ライセンス譲渡も認めておりませんので、予め御了承下さい。